大阪京橋の音楽・バンド・リハーサルスタジオ

Studio Blog スタジオブログ

バンドサウンドをワンランクあげよう!

投稿日 :
2018-10-16 16:32:24
カテゴリ :
ジェットの豆知識
WRITER :
スタッフ

みなさんごきげんよう!

 

JetStudioぼブログのコーナーですよー!

バンド活動の方はどうでしょうか?

以前から、普段の練習法やレコーディング、

リリースツアーなどのお話をしてきましたが根本に戻り…

かっこいいバンドとは何だろうというお話してみようかと思います。

(あくまで僕が経験してきて個人的に感じた、思ったことなので

一意見として捉えてくださいね!w)

 

 

【かっこいいバンドとは・・・?】

まずはここからしっかり考えましょう。

 

・メンバー全員がテクニカルなバンド

・特別なテクは見せないが演奏が確実に揃っているバンド

・技術云々よりもライブの勢い、楽曲のメッセージ性が強いバンド

 

 

他にも色々あるかとおもますが、主にこの辺りが鍵となるでしょう。

もちろん、1つや2つ併せ持った人たちの方が多いですが。笑

 

 

さてあなたのバンドはどれかに当てはまりますか?

それは特徴とし、伸ばすべき点の一つになりうるのです。

もちろん理想でもいいと思います。

とにかくまずは最低限自分のバンドへの理解が必要ですね。

 

今回はその中でも全てに共通する、バンドの ”音” について解説しましょう。

 

 

【バンドサウンドの選び方】

といってもこれに限っては個人の好みです。

正解の音はあなたにしか、そのバンドにしか分からないのです。

 

もちろんそんな事言ってしまえば何もお伝えできません・・・笑

いわば、ゴールを決めるのです。

それだけでそこに到達するのが早くなります。

 

1.メンバーの音のバランスを考える

ボーカル、ギター、ベース、ドラム

他にもキーボードや管楽器、パーカッションなど様々な楽器が1グループで演奏します。

その中でなぜ自分たちはごちゃつく、またはしょぼく聞こえるのか

なぜプロはまとまって聞こえるのか?

 

一つの関係性を理解すればわかってきますよ。

 

Hz(ヘルツ)

と言うものを聞いたことがありますか?

これは音の高さを表すものです。

 

一本横線を引いてみてきださい。

その線の左が低い音、右が高い音で表されるとしますね。

 

単純にこれだけなのですが、もう少し分かりやすいようにメモリをつけていきます。

 

 

急にややこしい数値が出てきましたね!笑

でも大丈夫!実際に、ここにいつもの楽器が出している音域を当てはめてみましょう!(ざっくり)

 

 

 

もちろん常にこの音が出ているわけではなくてピッチや弾く叩く位置で可動域があるので悪しからず。

でもこれがその楽器で出せる音域の振り幅になります。

 

これを理解していただければOKです!

しかし例えばこの全楽器、全音域で同じ音量が鳴ってたとしましょう!

「ガシャガシャうるさい!」

これに尽きます。笑

 

ここまでの事は中々無いとおもますが、例えばよく見る悪い例を挙げてみましょう。

 

 

 

ベースは低い音を効かせて、ギターは歪みをギャンと鳴らし、熱いライブを・・・

と想像することも可能ですが…

500Hz~800Hzの辺りがすっぽり無くなっていますね?

実はこれ、アンサンブル的にバランスがよく無いんです。

ドーン!とカッコよく見せたくても音がバラバラに飛んできてすっからかんに聴こえます。

 

もう一つ悪い例を。

 

(少し極端)

 

 

 「音域が空いてないから良いじゃ無いか!」

しかしこれ、ここまでくると逆にギターとベースがまず邪魔し合ってますね。

尚且つ声が聞き取りにくいんです。

音量調節でもちろん修正も多少できますが、大きい音だけが勝ち他の同じ域の楽器は聴感的にしっかり聞き取れません。

 

【僕が思う、気持ち良いサウンド】

先ほどのことを総括すると、楽器の特徴と役割をしっかり理解し

しっかりとそれぞれの仕事をさせてやるのが「お、わかってるな」と思わせるコツです。

例えばこれ

 

 

なんだよ、被ってる部分あるじゃ無いか!

 

でもそれよりも、各々のパートで自分だけの音域があるでしょう?(ボーカルを除く)

これ、小さい音でもしっかり聞こえる範囲になります。

お伝えしたいのはこちらです。笑

例えば被っている分より各パートが目立つ分の方が大きいです。

それに加え感覚の話になりますが、この被り具合では音を圧として捉えられる範囲にもなります。

 

(圧とは・・・? 

ガシャガシャするとは別の、ドッと体感できる音の臨場感です。)

 

さて、この音の設定であとは一番大きい音=聞かせたい音をボーカルと仮定した時

 この中でただただ音量をあげればOKです!

 

気になるギターはボーカルのそれ以外の音域でちゃんと聴こえますし、

スネアもその上の域でしっかり抜けて来ます。

バスドラとベースの兼ね合いですが、バスドラが8分でなる事もないと仮定しますが

休符の隙間にちゃんとベースは存在します。

しかも、先ほどの圧という意味で

バスドラの鳴る位置とベースの鳴る位置が合えば、一音一音の迫力が変わって来ます。

 

 

・・・という流れで自分の出音を考えてみても良いかもしれませんね!

少し肥大しましたが、まとめるとバンドサウンドの中でどの音を一番に聞かせたいか

これがミソになってきます!それにより音域を譲る譲らないの話ができます。

 

 

さて、今回は音楽する上で大事な3要素

メロディー・ハーモニー・リズム

のうちハーモニーのお話でした!

バンドもアンサンブルですからね!

 

 

では以上!ぜひ一度スタジオに入ってこの音域とやらと確かめてみてください!笑

 

 

Jet Studioより愛を込めて

検索

カレンダー

<
>

カテゴリ

    WRITER

      過去ログ